早出町薬師如来はおよそ350年前に細島町から現在地に移し祭ったと云う記録が残っております。 以来 350年にわたり町民の護り本尊として信仰を集め、町の繁栄の祖として護り続けられてきた早出町の貴重な財産であります。 そのお恵みは近郊近在にも広く知られ、線香の煙が絶えることが無かったと聞き伝えられております。
このお薬師様も一時期信仰は薄れ、御堂は朽ち果て消え失せんとしておりましたが、その状況を憂いた有志の方の呼びかけにより、多くの方々から浄財が集まり 昭和59年に再建されました。
今は早出町薬師講という組織により、早出町の歴史を守り文化財の保護に努めております。
なお薬師堂境内には、有形民俗文化財として浜松市地域遺産に認定された、さまざまな貴重な遺産が御座います。 ( 平成30年3月 認定 浜松市教育委員会 )それらの一部を写真で紹介いたします。 ぜひ一度ご覧におでかけ頂けたらと思います。
【 所在地 ・・・ 浜松市中央区早出町 1414番地 玉傳寺の東隣 】
祭礼 | 毎月12日 | 法要 玉傳寺 | 夏 18:00~19:00 冬 17:00~18:00 |
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大祭 | 1月12日 | 法要 玉傳寺、法盛院 | 13:00~16:00 |
薬師堂境内の 早出町、文化財
地獄絵図
早出学校跡之碑
西国三十三所観音像
西国三十三所観音像
虚空蔵菩薩
安間木潤の句碑